平成23年10月4日、久喜市議会9月定例議会閉会後、田中久喜市長に政策会議から「平成24年度予算編成に関する提案書」を提出しました。
政策会議では、8月下旬から予算提案事項の中身を検討し、今日の提出に至りました。来年2月の久喜市議会2月定例市議会においては、この提案書にもとづいて予算編成方針と施政方針に質問を行います。

(写真:向って左が田中市長、中央が石川代表、右が富澤副代表、市長室において)
以下は、政策会議からの「平成24年度久喜市予算編成に関する提案書」の全文です。文頭に「○新」があるのは、今回新たに追加した事項、「・」があるのは前回提案と継続しているものです。
平成23年10月4日
久喜市長 田中暄二 様
政 策 会 議
代表 石川忠義
平成24年度久喜市予算編成に関する提案書
貴職におかれましては、日頃より久喜市勢発展のためにご尽力頂き、敬意を表します。
さて、昨年度末の東日本大震災、今年度に入ってからの異常な猛暑と超集中豪雨などからなる自然災害と株価の低迷や超円高、雇用悪化など日本経済の低迷が、久喜市民の生活環境にも大きな影響を与えています。
このような状況においては、市と議会が均衡を保ちながら、的確な情報をもとにそれぞれが適切な政策案を出し合い市民のためのまちづくりを推進することが、益々必要だと認識しています。
私達「政策会議」は、各議員の問題意識に基づいて自由な調査、研究を行い、会派での熟議を経てここに平成24年度予算編成に関する提案をまとめました。
市長におかれましては、内容を精査の上、来年度の予算編成に生かしていただきたく、ここに平成24年度予算編成に関する提案事項を提出させていただきます。
提案事項総務部関係○新 市民参加や民主主義の啓発のために未成年者による投票を経る任期を設けた青少年市長・議会の設置検討をすすめること。
○新 市民・市内団体が全国レベルの大会などに出場した場合、交通費や宿泊費などの旅費の一部を補助すること。
○新 米国ローズバーグ市・青森県野辺地町などと姉妹都市または友好都市の協定を結び、市民間の交流を進めること。
財政部関係・ 税負担ではなく、直接的な市歳入である雑入が増加につながる各事業を積極的に採用
すること。
・ 地域福祉活動に積極的に取り組む団体等への支援充実を強化すること。
・ 総合支所の空きスペースを市民活動の場として活用できるように積極推進すること。
○新 「菖蒲高等学校跡地利用検討委員会」の答申に沿い、旧菖蒲高校の跡地利用を早期実現すること。
○新 市公共施設の耐震補強工事の早期実施を行うこと。
○新 市公共施設の電力使用契約を早期にPPSに切り替えること。
市民税務部関係・ 声なき声を行政活動や企画に反映させる手法として、無作為抽出によって審議会などの附属機関の委員選出を行う市民参加手法(プラーヌンクス・ツエレ)を進めること。
・ 住民票等のコンビニ発行を導入し、高齢者が利用しやすいように住基カード無料配布をすすめること。
・ 交通不便対策として、鉄道駅が無い地区への鉄道の誘致を積極的に推進するとともに、各地区にデマンドバスを含めた循環バスの整備・充実を進めること。
○新 くらし安全課の人員を増強し市民相談窓口としての機能を高めること。
○新 総合的に危機管理を担当する部署を創設すること。
○新 埼玉県に対して、液状化現象による被災者への支援を強力に要請すること。
環境経済部関係・ 失われつつある自然生態系を守り、希少種を保全・創造するために、在来種・希少種を減少、駆逐する「花いっぱい運動」の現状以上の推進を行わないこと。
○新 「コウノトリ・トキ舞う自治体づくり協議会」に積極参加し、協議会が推進する人と自然に優しい農業を具体的に開始すること。
○新 サギのコロニー拡大による富士見乳児院・本町小学校など本町地区への生活環境悪化を防止・抑制するための対策を講じること。
○新 家庭への太陽光発電補助制度の予算を増額すること。
○新 家庭への雨水貯留施設設置に対する補助制度を創設すること。
○新 市公共施設に、太陽光発電・太陽熱温水器・LED照明・雨水貯留設備の設置を計画的に推進すること。
○新 市が食品の放射性物質検査測定機を整備し、独自の検査態勢を整えること。また、その際に市民団体(消費者団体)などへの委託を行うなど、市民との協働を進めること。
○新 市営釣場が、観光施設として利用者拡大になるように指定管理者と協議を進め、サービスの向上など対策を推進すること。特に当面は、ヘラブナの放流数増加と外来種の駆除、池の施設修繕に重点を置くこと。
○新 久喜駅東口駅前通りの買物客用駐車スペースの利用時間拡大を関係機関に積極的に働きかけ、推進すること。
○新 久喜駅西口周辺地区の再開発と新バスターミナル設置を推進すること。
○新 久喜市観光協会への補助金増額
○新 モラージュ菖蒲周辺道路の買物客による裏道利用の実態を調査し、安全・渋滞対策を講じること。
福祉部関係・ 自立支援給付費不正請求事件の損害金、7727万8310円と訴訟などに係る関係費用の全額回収を推進すること。
・ いきいきデイサービスを市内全地区に広げること。
また、パワーリハビリなどの介護予防事業を積極的に推進し、虚弱高齢者や要介護高齢者が寝たきりにならない施策を強化すること。
・ さくら保育園、すみれ保育園の早期建て替えに着手すること。
○新 1小学校区1学童保育を基本に、未設置の小学校への学童保育施設の設置を進めること。特に、上内小、鷲宮小、江面2小への学童保育所の設置を計画し、実現すること。
東鷲宮小学校の学童保育は、保護者らと協議して、学校敷地内、またはコミセン内の施設の拡充やコミセン敷地内での建設などを検討すること。
○新 久喜市における少子化の客観的な原因を追究すること。
○新 新たに3世代同居をする世帯に対する支援制度を創設すること。
建設部関係・ 市道久喜1号線「六間道路」の歩道内安全整備を進めること。
・市道久喜216号線、太田袋にある沙汰踏切東側を拡幅し、さらに新白岡方面への右折帯を設置すること。
○新 新白岡駅から圏央道仮橋を結ぶ市道久喜6184号線との取り付け道路を早期に整備すること。
○新 市道久喜17号線までの用水路に蓋かけをすること。
○新 太田袋地内の琴平神社裏、市道久喜7号線カーブ部分の直線化
○新 県道杉戸久喜線の陸橋から西側の拡幅促進を県に積極的に働きかけること。
○新 久喜東3丁目の抜本的なゲリラ豪雨対策(内水氾濫対策)を進めること。
○新 栗橋地区から久喜駅東口周辺間の幹線道路整備を推進すること。
○新 市道栗橋680号線の早期拡幅を実現すること。
○新 市道菖蒲51号線から市道菖蒲1号線につながる、新設道路工事は新市をつなぐ重要路線であり新市全体の問題である。この新設道路とは別に菖蒲地区内の生活道路整備等を積極的に推進すること。
○新 液状化現象が発生した地区内の道路など公共施設の地盤強化を迅速に行うこと。
○新 長さ15m未満で耐用年数を超えた橋梁の点検を早期に行い、適正な維持管理を行うこと。
○新 古利根川浄水場の浄水を中落堀川上流から放水し、河川浄化となるよう計画的に進めること。
○新 清久工業団地内の市道久喜1111号線脇、及びさくら通りの樹木管理を徹底すること。
・ 久喜市総合運動公園整備計画を促進し、各種競技専用の施設整備をすること。
教育委員会関係・ 学校いきいき支援事業は、対象児童・生徒数の状況に応じた指導員・支援員の配置をすすめること。特に指導員の増員をすすめること。
○新 通学路への交通指導員の配置は、交通量や危険度に見合った配置を進め、必要に応じて指導場所毎に毎日の指導をすること。
・ 市内全小中学校の校舎及び非構造部材の耐震補強工事を促進すること。
○新 清久・久喜・本町・菖蒲・菖蒲東・三箇各小学校の校庭にスプリンクラーを設置すること。
○新 市内全小中学校を3学期制に統一すること。
○新 学校給食の食器を強化磁器製食器に変更すること。
○新 学校給食での久喜市産食材の使用を拡大すること。
○新 学校給食食材の放射性物質検査を実施すること。
○新 南公民館建設予定地の早期決定と建設に向けた予算を措置すること。
○新 ターゲットバードゴルフ専用施設とグラウンドゴルフ専用施設を整備すること。